RPGラボ

RPGツクールMVで作るRPGを工程ごとに分解して詳しく説明していきます。

短編アドベンチャーRPGを作ろう その4

④キャラ設定

キャラ設定こそ個人製作のこだわり部分ですので好き勝手やったほうがいいと思います
 
とはいえ変なキャラクターばかりおいてしまうと話が進まなくなってしまうので、下記の様なキャラを置いてみると話が進みやすくなります
 
①前向き、直線型キャラ
このキャラがいると理屈抜きで話しを進められるので非常に使い勝手がいいです
 
例えばいかにも怪しい洞窟の中に行かなければならないと言うときにこういうキャラなら
「ともかく先に進みましょう!」
とか
「ガタガタ言ってねぇで行くぞ!」とか言って勝手に話を進行してくれます。
またこの手のキャラはトラブルメーカーも兼任するとが出来て、触ってはいけないものを触ってしまったり、無礼なことを言って相手を怒らせたりと話を引っ張って行く上で非常に重宝します。
 
主人公や、主人公の相棒に置くと大活躍してくれます
 
②感情代弁役
映画やドラマならここで驚いてほしいとか、泣いてほしいとかを迫力の映像や音楽で表現することができますが、漫画や昔ながらのドット絵ゲームなどでは、プレイヤーにここは驚くとこなんだよ、とこちらが教えないといまいち分かってくれない場合が多いです
 
そんなときプレイヤーの感情の代弁役を置くと、ああ、ここは驚く場面なんだなとか泣ける場面なんだなということを伝えやすくなります
 
古い漫画ですが、魁男塾では富樫と虎丸がこの役で大活躍をしてました
「な、なにーー!?」というやつです。
 
③解説役
オリジナルの世界観の場合、オリジナル設定が多々出てくるかと思いますが、その際に解説役が仲間にいると持って回したことをせずに勝手に解説をしてくれるのでとても楽です
 
 
ですので困った時は、直線型主人公、感情代弁役、解説役の三人でパーティを組ませると間違いないと思います。
 
脱出探偵では、ダブル主人公なので二人に①の要素を持たせ、警部に②の感情代弁役。晴天に③の解説役をもたせました。
 
 
また、異世界ものの場合は、一般視点(読ユーザー視点)と異世界側の視点を入れると話しがわかりやすくなります。
 
脱出探偵では、オカルトが入った世界観なので、警部が一般的な視点。晴天に異世界の住民の視点をもたせました。
 
異質な世界への疑問を警部が抱き、晴天が解説するといった具合でユーザーにわかりやすく説明しているつもりです。
 
 
 
キャラ設定表のテンプレートを公開いたします。
 
実際の現場では属性とかレアリティとか必殺技の名前とか3倍くらい項目数があります。
 
自分のゲームに合わせたテンプレートを作るとキャラ設定が楽しくなります。

 

仕様テンプレ(脱出探偵簡易版) - Google スプレッドシート

 

その5に続きます。

 

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